導入事例

セキュリティ解除の課題を解決。ディーラー持ち込みをなくし輸入車整備の効率化を実現した基幹工場の変革

2026年6月10日

■ お話をお聞きしたお客様

O-RUSHインターナショナル株式会社 O-RUSHベイサイド大阪 土屋博俊様

セキュリティ解除の課題を解決。ディーラー持ち込みをなくし輸入車整備の効率化を実現した基幹工場の変革
O-RUSHインターナショナル株式会社は、東名阪エリアで輸入車の販売、整備、レンタカー事業などを展開し、10拠点の整備工場を運営しています。 幅広いブランドの輸入車を取り扱い、近年はADASやOBD車検に対応する機材を積極的に導入し、整備事業の強化が図られています。一方現場では、「輸入車特有のセキュリティによるエラー消去の壁」という大きな課題を抱えていました。
そこで同社は、作業の効率化とサポート体制の充実を求めて、TCJが提供する「THINKTOOL Master X2」の導入を決断。 関西の基幹工場である「O-RUSHベイサイド大阪」で整備業務と次世代の整備士育成を担う土屋博俊様に、セキュリティ解除の課題解決から機動性の向上まで整備現場で実践されている変革をお聞きしました。

はじめに、御社の事業と土屋様の役割について教えてください。

土屋様:当社は東名阪エリアを中心に、輸入車の販売、整備、レンタカーなどの事業を行っています。現在は10拠点の整備工場を運営しており、近年は特に整備事業の拡充に力を入れています。自動車の技術進化に合わせて、ADAS(先進運転支援システム)のエーミング作業やOBD車検などに対応するための最新機材も積極的に導入し、お客様のニーズに応える体制を整えています。私自身は、関西の基幹整備工場である「O-RUSHベイサイド大阪」にて、整備業務全般を担当しています。幅広いブランドの輸入車の日常的な点検から、専門知識を要する高度な整備作業まで幅広く担っています。また、現場での作業だけでなく、次世代の整備士を育成するためにカリキュラムの策定や技術研修の担当も務めています。

はじめに、御社の事業と土屋様の役割について教えてください。

導入前、現場ではどのような課題がありましたか?

土屋様:主に輸入車特有のセキュリティシステムに関する課題がありました。Thinkcarの診断機を導入する以前は、例えばメルセデス・ベンツなどの整備を行う際、まずは車両のセキュリティを解除してからでないとエラーコードの消去ができなかったり、ライブデータが正常に見られないといったことが多々発生していました。エラーを消すためだけに余計な手間がかかってしまい、整備作業をスムーズに進めることができないことが、業務効率を落とす大きな要因になっていました。

TCJのどちらの製品を導入いただきましたか?

土屋様:THINKTOOL Master X2」を導入しました。

「THINKTOOL Master X2」を選ばれた決め手は何でしたか?

土屋様:導入にあたっては、複数メーカーの診断機と比較検討を行いました。最終的な決め手となったのは、コストパフォーマンスと性能のバランスが非常に優れていた点です。 また、製品自体のスペックだけでなく、TCJさんのサポート体制の充実度も大きく評価しました。TCJさんは、AIを活用した独自のサービスを展開するなど、ただ診断機を販売して終わりという会社ではありません。「診断機を正しく使い活用することで、整備作業をより効率化する」ということを目的とした仕組みづくりや、導入後のサポート体制がしっかりと整っている点に魅力を感じ、導入を決断しました。

「THINKTOOL Master X2」を選ばれた決め手は何でしたか?

導入時の流れや、TCJのサポート対応はいかがでしたか?

土屋様:TCJのサポートの皆さんにはいつもお世話になっていますが、皆さん非常に親身になって丁寧に教えてくださいます。私たちが専門的な質問をした際、的確に回答してくれます。もちろん、オペレーターの知識の限界や、ソフトウェアの未対応など、その場で分からないことや対応いただけないこともあります。ただ、そのような場合でもサポートの窓口の方がしっかりとフィードバック対応してくれます。お互いの認識を共有しながら意思疎通ができることで無駄が減り、診断アプリの問題点を一緒に確認しながら、私たちからメーカーに「ここは違うのでは」と提案できる関係にもなっています。こうしたやりとりを通じて、”よい仕組みづくり”が前に進み、円滑な関係構築に発展していると感じています。オンラインでのコミュニケーションも全く問題ありません。必要があれば、遠隔操作でコンフィグレーションやアダプション、コーディングなどの対応もTCJでサポートしてもらえるため、現場としては非常に心強く、安心して作業に取り組むことができています。

導入後の効果や変化について教えてください。

土屋様:エラーコードを自社で消去できない場合、これまでは問題を解決する方法やDTCの本質が分からないままディーラーに車を持ち込むことが多くありました。もちろん、これらが全てなくなった訳ではありません。先ほど申し上げましたとおり、サポートデスクとのコミュニケーションを通じて故障原因の判別や整備修理の対応力、効率が上がり、好循環ができてきていると思います。これにより現場力がつき、問題を解決できるようになり、作業の大幅な時短につながっています。 また、以前使用していた診断機はデスクトップ型の大きいサイズだったので持ち運びや取り扱いに苦労していましたが、Thinkcarはタブレット型になったため、非常に機動的で使いやすいです。日本語の翻訳がたまに少し不自然な時はありますが(笑)、それを差し引いても現場での使い勝手は格段に向上しました。

導入後の効果や変化

今後の展望と、TCJへの期待をお聞かせください。

土屋様:TCJさんが提供している「TCドクター」というサービスについては、実はまだ使ったことがありません。しかし、現場で分からないことやイレギュラーな事象が発生した際に役立つツールかもしれないと感じています。ツールは実際に使ってみないと分からない部分もあるので、ぜひ使い方を教えていただき、今後のさらなる業務効率化や技術力向上につなげていければと考えています。 先日、TCメカニックという新しいサービスが始まったと聞きました。TCJとキャッチボールできる仕組みになると“前振り”がありましたので覗いてみたいです!

O-RUSHインターナショナル株式会社

O-RUSHインターナショナル株式会社

事業内容
事業内容 輸入車の販売、整備、レンタカーなどの事業(東名阪エリアにて10拠点の整備工場を運営)
取材対象拠点
O-RUSHベイサイド大阪
大阪府大阪市西淀川区中島2-6-38
Webサイト
https://www.o-rush.com/
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